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京都2陣訴訟・京都地裁判決を受けた院内集会を開催!

2023.03.30

お知らせ

2023年3月29日、衆議院第一議員会館にて、京都2陣訴訟・京都地裁勝訴判決を受けた院内集会「京都2陣判決・請願署名提出集会」を開催しました。


2021年5月の最高裁判決で、国と建材メーカーの責任が認められたことを受けて、国は首相が謝罪し、全国の裁判で和解解決を図るととともに、未提訴の被害者に対しても給付金制度を創設しました。

これにより建設アスベスト被害は解決したと誤解されている方もいますが、そうではありません。

今も、建材メーカーは全国の裁判で争い続けています。

いわば現状は、全面解決ではなく、半分解決に過ぎません。


2023年3月23日の京都2陣訴訟・京都地裁判決では、被害者30人中24人(原告43人中36人)に対して、エーアンドエーマテリアル、ニチアス、太平洋セメント、ノザワ、エムエムケイの建材メーカー5社の共同不法行為責任が断罪されました。

建材メーカーの責任が認められるのはこれで18回目です。

なのに、メーカーは早くも控訴しました。

この間にも、命あるうちの解決を願う多くの被害者が、志半ばでこの世を去っています。

原告たちに残された時間は多くありません。

一刻も早く、建材メーカーも被害者に謝罪し、まっとうな償いを行うとともに、裁判せずとも救済される補償基金の創設に参加してほしい。

この日の院内集会には、そうした思いで、全国から、被害者や遺族、支援者、弁護団が集まりました。


集会では、関西統一本部、全国統一本部からのご挨拶、京都弁護団の村山晃団長、福山和人事務局長からの報告に続いて、京都2陣原告の北村せつ子さんが挨拶し、「企業に勝訴できたことは嬉しいが、解体工などが救済されなかったことは口惜しい。引き続き頑張る。」と決意表明しました。

それを受けて、小野寺利孝・建設アスベスト訴訟全国弁護団会議共同代表が、建材メーカーも含めた全面解決のために全力で闘う決意を表明しました。

集会には、賛同頂いている立憲民主党、国民民主党、日本共産党、社民党、れいわ新撰組の各党の国会議員の方々も駆けつけて、熱い連帯メッセージを頂戴しました。


午後は、被告ニチアスに対する要請行動を行いました。



ニチアスは、エーアンドエーマテリアルやノザワなどと並んで、ほぼ全ての判決で責任が認められている企業です。

京都の原告と一緒に「被害者の声を聞いて欲しい」と何度も求めましたが、警備員2名が立ちはだかって、中に入れない、取り次ぎもしない、一切応答しない、という対応でした。

ニチアスをはじめとするアスベスト建材メーカーには、被害者の声を真摯に受け止めるよう、改めて強く求めたいと思います。


引き続き多くの方のご支援をお願い致します。