2024.06.28
給付金制度
2024年6月27日に開かれた第29回認定審査会の結果が公表されました。
これまでの審査件数は合計7281件。このうち「認定相当」は合計7031件(97%)と、2022年1月の制度開始から2年半で7000件を超えました。
○厚生労働省のホームページ「特定石綿被害建設業務労働者等認定審査会」(外部リンク)
○建設アスベスト給付金認定審査会審査結果(R6.6.27現在)(pdf)
国による救済が進んだ一方、最高裁で責任を認められながら、建材メーカーはいまだに争いを続けています。
建材メーカーは、アスベストの危険性を知りながら、それを隠し、安全性をアピールしてまで製造・販売を続けました。建設アスベスト被害の拡大は、国だけでなく、建材メーカーにも大きな責任があります。
建設アスベスト給付金の認定者7000人の中には、給付金とは別に、建材メーカーに対する賠償請求ができる方が多数おられます。
建材メーカーへの請求については、建設アスベスト訴訟全国弁護団まで。お気軽にご相談ください。