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建設アスベスト東北訴訟で国との和解が成立!

2024.11.27

国との和解

2020年に提訴した建設アスベスト東北訴訟1陣1次の原告の方1名について、2024年11月19日に国との和解が成立しました。この方は被災者ご本人で、長く溶接の仕事に関わってこられ、その仕事を通じて石綿に曝露した方です。


2021年の最高裁判決を受けて、東北訴訟でも原告と国との和解が成立していますが、この方については、労災加入期間以外の石綿曝露を当初は国が認めず、賠償金の減額を主張してきたため、合意には至っていませんでした。ただ、先日のご本人に対する尋問後、国は労災加入期間以外の石綿曝露を認めて減額を行わない和解案を示したことから、この度の合意に至ったものです。


東北訴訟では、まだ2名の原告について国との和解が成立していません。また、建材メーカーとの訴訟は依然として続いています。今後も、引き続き、勝訴に向けて取り組む予定です。


なお、和解については河北新報も報じています。


○河北新報:アスベスト訴訟 原告の元労働者と国が和解 仙台地裁