MENU

令和5年度の石綿労災認定事業場が公表されました

2024.12.11

関連情報

2023年12月11日、厚生労働省は「令和5年度石綿ばく露作業による労災認定等事業場」を公表しました。
厚生労働省のホームページ「令和5年度石綿ばく露作業による労災認定等事業場」を公表します


仕事でアスベストを吸って肺がんや中皮腫、石綿肺などを発症・死亡し、令和5年度に労災認定(石綿救済法に基づく特別遺族給付金認定(労災時効救済)を含む)された被災者は1391人(令和4年度は1310人)でした。

毎年1000人以上が労災認定されており、昨年度までの累計は約2万2000人に上ります。


アスベストによる労災認定者のうち建設業の割合は年々増えており、令和5年度は建設業が921人(66%)(令和4年度は62%、令和3年度は61.5%)でした。

石綿を使用した建物の解体作業は今後も続くため、建設業のアスベスト被害が増えることが懸念されます。


過去に建設現場で働いた方や、石綿の保温材・断熱材を取り扱った方などで、肺がんや中皮腫、石綿肺などの病気になった方、心配な方は、お気軽にご相談ください。


○朝日新聞:症状ないまま、突然の「アスベスト被害」宣告 今も増える被災者

○共同通信:石綿労災、事業所名を公表 厚労省、健康状態の確認呼びかけ