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建設アスベスト給付金、300件超の不認定

2025.08.25

給付金制度

2025年8月20日に第43回認定審査会が開かれ、結果が公表されました。


厚生労働省のホームページ「特定石綿被害建設業務労働者等認定審査会」(外部リンク)

建設アスベスト給付金認定審査会審査結果(R7.8.20現在)(pdf)


今回の審査会では、過去最多の18件が不認定相当とされ、不認定件数は累計310件となりました。

今回の審査会における不認定は、不認定率(審査件数112件のうち18件・16.1%)の点から見ても過去最高。

ここ約1年で不認定率が急増しています。


一般に、数十年前の就労歴を具体的に証明することは難しく、可能な限り調査を尽くしても、第三者の証言を得たり、追加資料を提出したりできないケースもあります。


そのため、建設アスベスト給付金認定審査会の審査方針は、「具体的な判断に当たっては、特に就労歴や喫煙の習慣等について、その立証が容易でない場合も想定されるので、同種事例の裁判例も踏まえて、関係者の証言や申述等の内容が、当時の社会状況や被災者が置かれていた状況、収集した資料等から考えて、明らかに不合理でない場合には柔軟に事実を認定する」とされていますが、このような審査方針に従った運用がなされているのか、疑問に思わざるを得ないケースが見受けられます。


不認定決定に対しては、決定があったことを知った日の翌日から3か月以内に不服申立(審査請求)することができます。

お心当たりの方は、お早めにご相談ください。