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与党建設アスベスト対策PT、厚労大臣に治療研究費の増額を申入れ

2023.09.25

関連情報

2023年9月11日、自民・公明両党の与党建設アスベスト対策プロジェクトチームは、アスベスト関連疾患の治療研究の推進に向けて予算の拡充を図るよう、厚労大臣に要望書を提出しました。


与党建設アスベスト対策PT「要望書 石綿関連疾患の治療研究の推進に向けて」(令和5年9月11日)(pdf)

公明新聞(輿水恵一衆議院議員のホームページより):治療研究費 増額せよ


与党建設アスベスト対策PTは、2021年5月17日の建設アスベスト訴訟最高裁判決を受け、同日「建設アスベスト訴訟の早期解決に向けて」を取りまとめるとともに、翌日、国と原告団・弁護団・組合など支援団体の代表ら「建設アスベスト訴訟全国連絡会」との基本合意書の締結に立ち会いました。


基本合意書では、①石綿被害を発生させないための対策、②石綿関連疾患の治療・医療体制の確保、③被害者に対する補償に関する事項について、国と「建設アスベスト訴訟全国連絡会」とが継続的に協議を行うことも約束しています。

この度の申入れは、この基本合意における「石綿関連疾患の治療・医療体制の確保」の着実な実施を推進する立場から、与党建設アスベスト対策PTが国に「労災疾病臨床研究事業費補助金における石綿関連疾患の治療研究に係る予算の拡充」を求めたものです。


基本合意では「被害者に対する補償に関する事項」も継続協議が約束されており、建設アスベスト給付金制度への建材メーカーの参加・拠出を含めた検討についても、与党建設アスベスト対策PTの積極的な動きが期待されています。